☆キラキラテープ☆

今日は珍しい商品やアイデアグッズが集まっている当ショップの「トップモデルオリジナル商品」カテゴリーの中から「ホログラムテープ」にスポットを当てて見ました。

ところで、ホログラムテープって、あまり聞きなれない名前ですが、どういうものかというと、ポリエステルフィルムにレーザー加工をして色々な模様をつけ、光の反射具合で模様や色が様々にキラキラと輝いて見える様にしたものなんです。
ということで、今回のお題を「キラキラテープ」とした訳です。

普通はシート状のステッカータイプのものが多いのですが、当店のホログラムテープは飛行機、特にグライダーなどに使いやすい巾18mm、長さ2mのテープになっています。

クローズアップしたところです。写真ではテープが少し丸まっていますので左寄りと右寄りでは色、模様が様々に変化していますね。
このようにいろいろな角度で反射することが出来ますので、単なる鏡の様に平坦な反射物よりはよく光って見えるという事になります。

それでは、という事で試しにPILOTジャスミンのカーボンテールパイプに10cmほどに切ったものを貼ってみました。
テープの裏側は両面テープになっていますので簡単に貼る事が出来ます。

飛行中はこんな感じになります。

フライト中、機体はかなりの速度で移動していますので、瞬間瞬間で輝き具合が違ってきます。
この写真では緑色に輝いているように見えますが、シャッターを切った一瞬だけその状態だったという事で、遠くからではキラッと光るだけで色までは識別できません。
また、このテープはLEDのように自分で発光している訳ではありませんので、輝き具合は太陽の光、機体との位置関係によって常に変化します。

でも、写真の様なスロープソアリングでは油断すると背景の景色に機体が埋もれて見失いそうになる場面が時々ありますが、そんな時でも小さな点がキラッと光るだけで随分機体を見つけやすくなるものなんですよ。

この写真ではシャッターを切ったタイミングと角度でテープは赤く見えています。
繰り返しますがこのテープはLEDのように自分で発光している訳ではありませんので、遠目にはキラッと点で光るように見えるだけです。
でも、ホログラム加工を施してあるためにいろいろな角度(姿勢)でも輝いて見えるので、視認性が高まるという事になるのです。

青空の中、頭上高く上げた時も空に機体が溶け込んで見難くなりがちですが、そんな時もちょっとこのテープを貼っておくだけで視認性はグッと上がります。

今回はホログラムテープをご紹介させて頂きましたが、あれこれと色んな商品が散らばっている「トップモデルオリジナル商品」のカテゴリー、時々チェックして下さいね。きっと面白いものが見つかると思いますよ。


クラシック機でタイムスリップ

明日11月23日は勤労感謝の日、当店もそれにちなんで只今「感謝祭」を開催中ですが、本日より【感謝祭★超特価】商品を新たに追加しました。
【感謝祭特価】商品の中に混ざっている【感謝祭★超特価】、のマークと「」の文字が目印です。
数量限定の、まさに「超」特価品、ぜひ感謝祭催し会場でご確認ください。

ところで、今年の勤労感謝の日は金曜という事で、3連休となる方も多いと思います。当店も23、24、25日の三日間お休みとなりますので、毎週金曜日更新のブログは一日前倒しで本日アップさせて頂きました。

それでは、本日のお題「クラシック機でタイムスリップ」の世界にどうぞ!

「ゴールデンエージ&オールドタイマー大会」と銘打ったこの大会、京都市の南端、伏見区の宇治川河川敷にある関西模型クラブ連合会、通称KMAの模型専用飛行場に全国各地から30名近い参加者が50機以上の昔懐かしい機体やエンジン、プロポなどを持ち寄って飛ばしたり、仲間と語り合ったりするというイベントです。

テーマは2つに分かれ、戦前(第二次世界大戦、太平洋戦争です)のガソリン・エンジンを搭載したフリーフライト機を再現してラジコン化したオールドタイマー機と、1950年から1970年代までに設計された機体を再現したゴールデンエージ機の部門に分かれて、一日を自由に飛ばして楽しむイベントです。
一番手前と一番奥の機体がオールドタイマー機ですね。

珍しい機体や力作機の周りには人の輪が出来、モデル談義に花が咲きます。

誰かがエンジン始動を始めると、近くにいる参加メンバーがすぐにサポートに来てくれます。
美しくフレームが透けて見えるこの機体は戦前のフリーフライト機を模したオールドタイマー機です。

熟年モデラーが少年のころ憧れた機体がゴールデンエージ機です。
この大会では、日頃の飛行仲間の枠を超えて、参加する人皆が仲間になるようです。それを周りで見守る人も勿論仲間ですね。

始動にてこずっても、すぐに誰かがお手伝い、アドバイスをしてくれます。
関西弁で「ちょっとオーバーチョークちゃいます?」
飾らないこの雰囲気がいいですね。

きれいに刈り込まれた芝の滑走路で、いざ離陸!

素晴らしく晴れ上がって風もない絶好の飛行日和。
フライヤー、観客が一体となって懐かしいモデルのフライトを堪能された一日、店主も楽しく過ごさせて頂きました。

そのお礼?といっては何ですが、大会に気持ちばかりの景品を提供させて頂きました。
といっても、こだわりの詰まったこの大会、何にするか迷った挙句、先日蔵出し商品で紹介させて頂いた「KBK60mm中空ゴムタイヤ」を選ばせて頂きました。

なぜなら、皆さん古い図面や雑誌を探して懐かしの機体を再現されているのですが、機体はもちろん、エンジン、プロペラ、そしてタイヤまで当時のものを苦労して探して使っておられると聞いていたからです。
お陰様で当店の「KBK60mm中空ゴムタイヤ」も皆さんに喜んで頂くことが出来、我ながら良い選択であったと思いながら、会場を後にしました。


ジャスミン箱開け 2(胴体編)

秋空を舞うPILOTジャスミン、赤、オレンジ、黄色の主翼が映えます!

当店ではARFキットのほか、ジャスミンDXメカ搭載済み完全完成機もご好評をいただいており、スタッフもうれしい悲鳴を上げております。

さて、ジャスミンの箱開け、先週の主翼編に続き、今週は胴体をメインにご覧いただきましょう。

ご覧の様に、白いグラスファイバー製の胴体ポッドにテーパーカーボンパイプの後部胴体という構成です。
このカーボンパイプは工場で接着済みですから取り付け角度もきちんと出ていますので、安心です。
ブルーのキャノピーはプラスチック製です。
リンケージはピアノ線とプラスチックパイプで行います。

胴体ポッドのアップです。
先端の直径は38mmと大きめになっています。
お陰で胴体内スペースには余裕が出来、メカの搭載等も楽になっています。
黒く見える部分はカーボンの補強です。これによってモーターから主翼取付部にかけての胴体剛性がぐんと上がっているのを感じます。

胴体ポッドを後方から見たところです。

黄色矢印の先は、フラッププッシュロッドの出口穴で、穴あけ済みになっています。
ジャスミンのフラップは前回ご説明しました通り、左右一体のワンピース型で、胴体内に搭載した一個のサーボで動かします。
そのサーボからのプッシュロッドがここから外に出る訳です。
ところが、この部分、お客様に開けて頂くようになってるいものが多く、この位置決めが結構難しかったのですが、工場で前もって開けてあることでフラップのリンケージが随分楽になると思います。

ポッドの先端に見える茶色い部分はモーターマウントで、もちろん取り付け済みです。

このように、後部胴体ポッドやモーターマウントなど取付角度が狂うと性能に悪影響がでる部分をきちんと工場で組んであるという事がARF機では大切な事なんですよ。

水平尾翼と垂直尾翼です。
他に比較するものが無いので大きさが判りにくいのですが、ジャスミンの尾翼はかなり小さいです。
その理由を設計した方に聞きましたところ、大きな尾翼は抵抗が大きく滑空性能に大きなマイナスとなります。反面、小さすぎると安定性、操縦性が悪くなります。安定性を求めて安易に尾翼を大きくするのではなく、飛行性能と安定性のバランスを考えながら面積を最小限に突き詰めたデザインの現れという事だそうです。

主尾翼、胴体以外のパーツ類です。
OK模型標準の、組立説明書、コントロールホーンカバー、リンケージ用小物、ステッカーなどが入っています。

以上で、OK模型の最新作、ジャスミンのご紹介を終りますが、ここで皆さんにお得なお知らせです。

ただ今当店では11月27日まで感謝祭開催中です。
同時に送料無料キャンペーンも開催中です!
【感謝祭特価】のマークがセール商品の目印です。
【感謝祭特価】商品を一堂に集めた感謝祭会場はこちらです

特に今回は、これまで無かった取り寄せ商品、テトラ製飛行機キットFUTABAプロポもラインアップさせて頂きました。(但し、取り寄せ商品ですので、出荷までにお時間を頂く場合もございます)

また、セール商品に関係なく、お買い上げ商品金額が10,800円以上で送料が無料となります!

これまでとは違った品揃えのセール会場、せひ一度ご訪問下さい。


ジャスミン箱開け 1(主翼編)

当店前の歩道の木々の葉がきれいに色づくとともに、爽やかな日々が続くようになって来ました。

こんな時こそ、澄み切った青空にグライダー!という事で、本日から2回にわたってOK模型の新製品「ジャスミン」を、ご紹介させて頂きます。

「ジャスミン」は翼幅1910mmのモーターグライダーです。

この翼幅2m前後のグライダーは性能も良く、そのうえ持ち運びにも便利で手軽、という事で人気が高く、多くの機種がひしめく激戦区?なんです。

そんな中で、「ジャスミン」のウリは、メーカーの宣伝文句にもありますが、「ハイアスペクトで前縁に直線部分が全く無い完全な楕円翼」だと言う事です。

楕円翼は空力的に優れていることはよく知られていますが製作が難しく、特に量産するARF機では手間がかかって大変なので、あまり見かけないのだと思います。

そこで、今回はまずその主翼を見てゆくことにします。

まず、これが主翼を構成するパネルです。
ご覧の様に中央翼、左右の外翼、左右の翼端と、全部で5枚のパネルに分かれています。
白い中央翼にはフラップが、オレンジと黄色の外翼パネルには白いエルロンがついています。
また、赤い翼端パネルにも白い部分がありますが、これは単なる色分けだけで動翼ではありません。

中央翼、外翼、翼端を並べてみました。
こうして見ると、この主翼の最大の特徴である、ハイアスペクトで前縁に直線部分が全く無い、完全な楕円翼というのが良くお判りになるでしょう。
この翼は、組立て時に外翼と翼端は接着してしまうのですが、白い中央翼と外翼は接着せず取り外し式になっていますので、完成後の主翼は3つに分割する事が出来ます

中央翼を見てください。
前縁部分が端から端まで全体にカーブしているのがお判りでしょうか。
これは決してカメラのレンズの歪みではありません!(^^)!
このカーブが外翼、翼端へと滑らかに続いて完全な楕円翼になるという、なかなか手間のかかる凝った造りになっています。

フラップはOK模型のグライダーに多く採用されているワンピースタイプです。
こうする事でフラップサーボが一個で済む=6チャンネルプロポが使えるというのと、面倒で難しい左右フラップのミキシングが不要なのでフラップ付きグライダーの入門に最適、と言う事になる訳ですね。

最後に主翼の断面、翼型を見たところです。メーカーの言葉を借りますと、これまで世に出した多くのOK模型製グライダーから得たノウハウの詰まったこの薄い翼型こそが浮きと進入性のカギという事だそうです。もちろん、国産ならではの、ピンと薄く仕上がった後縁も健在です。

次回はジャスミンの胴体を見て頂きますが、ここでお知らせです。

当ショップでは現在ジャスミンDX、ベーシック共に品切れが続いています。
皆様には大変ご迷惑をお掛けしていますが、来週末には追加入荷の見込みです。
お待ちのお客様は今しばらくご辛抱いただきますよう、お願い致します。

もう一つのお知らせは、受注生産品のジャスミン メカ搭載済完全完成機を新しくラインアップに加え、本日よりお申し込み受付を開始したことです。受注生産品かつ、品薄商品ですのでお早めにご予約いただければと思います。


「蔵出し品」探検のおすすめ

皆さん、当店の商品カテゴリーに「蔵出し品」というのがあるのをご存知ですか。
当店トップページカテゴリーアイコンには登場しない隠れカテゴリーで、ちょっと気がつきにくいところにあるんです。
それはどこかと言いますと、まずトップページの商品カテゴリーアイコンのどれかをクリックします。するとページ左側に現れる、文字で書かれた「商品カテゴリ 一覧」の一番上にひっそりと?現れるんですよ。「蔵出し品」の文字が・・

そこをクリックしていただいて出てくるのは、カタログ落ちした絶版商品、その名の通り倉庫(蔵)の奥に眠っていた昔懐かしい商品、長年置き忘れられていた商品など、いろいろと訳アリですが、人によっては飛びつきそうなマニアックな商品がいろいろと出てきます。(写真はイメージです)

当ショップではこの「蔵出し品」カテゴリーをぜひ知っていただきたいと、ただいま蔵出し品アイテムと合わせて3000円(税込)以上お買い上げで送料無料となるキャンペーンを行っています。

キャンペーン会場はこちらですが、今回はその「蔵出し品」の中でもいかにも「蔵出し」という言葉がぴったりな商品をご紹介させて頂きます。
それは超懐かしいタイヤ2種類なんです。

タイヤと言えば今はスポンジタイヤが全盛ですが、ご紹介させて頂くのは中空ゴム製で、最近密かなブームになっている1960年から80年代にかけてのクラシックプレーンにとって無くてはならないパーツの一つになっているものです。

 

さてこのパッケージ、ベテランマニアなら見覚えのある方も多いのではないでしょうか。KBK製中空ゴムタイヤの箱ですね。
これは某マニアの方が大切に持っておられる当時のパッケージで、随分色あせているうえに、うっかり触るとボール紙がバラバラになってしまいそうな年代物です。
パッケージはその時代を反映してすべて英語表記です。当時はこのような商品が大量に日本からアメリカに輸出されていたんですね。

残念ながら今回の蔵出し商品にはこの箱は付いていなくて、タイヤだけのバルク品になりますが、どうかご容赦ください。

まず最初にご紹介するのは勝俣製作所製の中空ゴム製タイヤKBK 60mm中空ゴムタイヤです。
もちろん未使用、新品です。ゴムが劣化しているという事も全くありませんので、このまま普通に使っていただけます。
サイズは直径60mm、ホイールはナイロン製です。

ウラ面にはTOKYO JAPANの文字が。当然日本製です(笑
特に傷などはありませんが、何分長期間保管されていたものですから商品は少々埃っぽくなっている物もあります。そのあたりはご容赦ください。
(写真の商品は撮影のために中性洗剤で洗ってあります(-_-;)

お次はこれも超懐かしいMK(米山ゴム)製のR/C、U/C機用の中空ラバータイヤです。
店主にとってはクロームメッキのこのホイルが懐かしい商品です。
こちらも直径は60mmですが、この商品は超「訳あり」です。

もともとこのタイヤは中空にするために、たい焼きのように左右半分づつのパーツを手作業で貼り合わせて作っていたそうです。
その張り合わせ作業の際に合わせ目にいろいろと不具合が出てしまったものが結構多くあったそうです。
下にそれらの不具合の代表的なものをお見せします。

上の3枚の写真、線で囲った部分が不具合の例です。不具合の個所、形、大きさなどは様々です。
そのためにお蔵入りしていたのでしょうが、今となっては手に入りにくいこれらの商品、「そんなの関係ネー、何とか自分で修復する」とか、「そのまま目をつむって使いマス」、という方々に敢えて販売させて頂きます。(あまり数は無いです)もちろん、上に上げたような成型上の不具合はありますが未使用品です。

そんなこんなの「蔵出し品」カテゴリー、お得なキャンペーンがご利用いただけるこの機会にぜひ一度覗いて見られては如何でしょうか。