G-FORCE G6AC PLATINUM CHARGER

本日ご紹介させて頂きますのは、G-ForceのG6AC PLATINUMという多機能充電器です。
ご覧の様に「プラチナ」のネーミングにふさわしい、シックなシルバーの全アルミ製ボディに包まれています。

この充電器、何よりの特徴は電源が家庭の交流(AC)100Vでも、自動車バッテリーなどの直流(DC)11V~18Vでも使えるという事です。
という事は、家でも飛行場でも使えるという事で、直流または交流しか使えない充電器と比較した場合、その便利さは比較にならないと思います。

さて、パッケージをを開けると中には本体と5種類のコード類が入っています。このほか、ちゃんとした日本語の説明書が入っていますので、使用に際しての不安や不便はないでしょう。

まず、コードの説明ですが、本体の左側に並んでいるコードから始めましょう。
一番左に並んでいる①のコードは家庭用コンセントに差し込むAC電源コードです。
その右、②のコードは直流電源と接続するコードです。このコード、電源バッテリーに接続する側は4mmプラグになっていますので、電源に自動車用バッテリーなどを使う場合は適当なワニ口クリップなどと交換する必要があるかと思います。なお、使用できる直流電源の電圧は11Vから18Vの範囲です。

一方、本体の右側の3本のコードは、充電するバッテリーと接続するためのものです。
まず③のコードですが、タミヤタイプのコネクタが付いています。
④のコードはディーンズタイプのコネクタが付いていますので、多くのリポバッテリーに使用できると思います。
⑤のコードはタミヤのLiFe変換コネクタです。
なお、③,④のコードのバッテリー側のコネクタは皆さんが使われているバッテリーに合わせて付け替える必要が出てくるかもしれませんが、その時は+、-の極性を間違えないよう、くれぐれも注意してください。

さて、こちらは本体の左側面です。(写真右方向が前になります)
左に見える長方形の黒い部分が① AC電源コードの差込口です。
その右が、② 直流電源コードの差込口になります。

本体上面の液晶と操作ボタン部分です。
操作ボタンはオーソドックスな4ボタン式になっています。
最近はロータリースイッチなどを使用した充電器も出てきていますが、これまで4ボタン式の充電器に馴染んでこられた方には違和感なく使っていただけるのではないでしょうか。
写真上方の黒く映っている部分は液晶パネルで、電源を入れるとブルーバックの見やすい画面になります。この画面、カタカナで文字が表示されますのでこれもまた使いやすいですね。

こちらは本体右側面です。
手前の黒と赤の差込口は③、④のコードの差込口で、充電するバッテリーを接続します。
その右側のピンがたくさん出ている差し込み口は、リチウム系バッテリーの充電に欠かせないバランスコネクタ接続端子です。このバランスコネクタの規格は当社で取り扱っていますTahmazoリポと同じ「JST-XH」で、現在市場に出回っているほとんどのリポバッテリーにも対応出来るはずです。
最後の⑤タミヤLiFe変換コネクタは、タミヤのLiFeバッテリーのバランスコネクタをこの充電器のXHコネクタに接続するためのものになります。

さて、ここで、G-GORCEのG6AC PLATINUM充電器対応しているバッテリーの説明をさせて頂きます。
まず、充電する際に上の赤、黒のポートだけに接続するバッテリーは、ニッカド、ニッケル水素、鉛バッテリーです。
そして、赤、黒のポートと共にバランスコネクターにも接続する必要のある(要するにバランス充電しなければならない)バッテリーは、リポ(LiPo)、リフェ(LiFe)、リチウムイオン(LiIon)、ハイボルテージリポ(LiHV)になります。

さて、最後は本体の後側です。
ご覧の様に放熱面積を多くするヒートシンク状の形になっています。
そもそもケース全体が熱伝導の良いアルミ製ですから放熱性は優れているのですが、さらにこのような形状にして放熱性を上げている訳ですね。

どうですか、手慣れた4ボタン方式で、電源は交流、直流に対応、そして模型に使われているほぼすべての充電池に適合したこのG-GORCEのG6AC PLATINUM充電器、お手許に一つ置かれては如何でしょうか。


デジタルウイングサーボ TS-D1018MC

今回はTahmazoブランドのサーボTS-D1018MCの御紹介です。
ご覧の様に横置き搭載のウイングサーボです。

かっちりと精密加工されているアルミ製ボディーの中には、全金属ギアとコアレスモーターからなる駆動部、そしてデジタル方式のアンプが入っています。

気になるスペックですが、動作電圧は5.0Vから8.4Vのハイボルテージ仕様で、電源電圧6.0Vの時、トルク5.2kg/cm、動作速度0.12秒/60°とのことです。
重量は23gで、プラスチックケースの同クラスサーボよりは、当然のことながら少し重くなっていますね。

ホーンはご覧の4種類、サーボ取付ネジ3本、ホーン固定ネジ1本が付属しています。

堅牢な造りでシャキシャキと歯切れよく動作するデジタルウイングサーボ TS-D1018MC、その薄さを生かしてグライダーのエルロンやフラップだけでなく、飛行機モデルにも幅広く使えるサーボです。


静岡ホビーショー速報

今年も静岡ホビーショーがやってきました。
店主も業界人という事で、業者招待日の5月10日に行ってきました。
一般公開日は12日、13日という事ですので、皆さんに速報としてその様子をざっくりと写真でお伝えします。
なお、会場の展示内容などは業者招待日と一般公開日とでは替わっている場合がありますのでその点はご了承ください。

それでは、いつも通り当店が土日に現地即売を行いますOK模型のブースからどうぞ!
なお、今回はG-Forceの充電器やドローンを会場限りの特別価格で販売いたしますので、ぜひ土日はOK模型ブースにお越しください。

 

続いてはテトラさんのブースです。
次はFUTABAさんです。
以後は精密モデルのエアロベースさんからスタートして、会場の様子をざっとご紹介しますので、ショーの雰囲気をお楽しみください。


水上機の世界

皆さん、ゴールデンウイーク如何お過ごしですか。
私は4月29日、琵琶湖で開催された水上機大会にお邪魔してきました。


快晴、微風に恵まれた絶好のお天気の中、藤やつつじが満開の湖岸をのんびりとドライブして、会場の奥琵琶湖に到着しました。ご覧の様に風が無いのでうっすらとモヤがかかって湖と空の境目もはっきりしません。

奥琵琶湖というのは、南北に長い琵琶湖の一番北の地区で、湖岸には山が間近に迫っており、湖は深く、その昔は秘境と言われた場所です。
このような環境の中、騒音に最大の注意を払いながら皆さん飛行を楽しまれていました。

ところで、そんな会場の木陰に休むスケール機、二式水上戦闘機の翼端に面白いものを見つけました。
それが、これです。
なんと翼端に当店でも取り扱っていますPILOTタービュラーテープが貼ってあるんですね。もちろん実機には貼ってあるはずがないものですが、オーナーによりますと失速がしにくくなるばかりか、失速する時も挙動が穏やかになる、と仰っていました。また、写真には写っていませんがこの機体のフラップの隙間にはPILOTギャップシールテープが貼ってあり、抵抗の軽減に努めているとの事でした。
スケール機とはいうものの、自分なりに新しいものを工夫して取り入れておられるオーナーさんにモデラー魂を見た気がしましたね。

どうですか、雄大な景色の中で爽快に飛び回る水上機、私は大いにリラックスさせて頂きましたが、その雰囲気が少しでも伝わりましたでしょうか。

ちなみに当ショップの水上機ラインアップはこちらです。
この夏、皆さんもチャレンジされては如何でしょうか。