フェイルセイフがあだに・・・

先日、一緒に飛ばしている初心者の方が、モグラをはじめて単独着陸出来て喜んでいたのですが、うっかり送信機のスイッチを先に切って機体を取りに行ったらアンプが燃えてしまったといってこられましたので、一緒にアンプを交換して原因をしらべていたら、なんとフェイルセイフが原因だったのでした。
 
そのかたは、JRのDSX7を使用されているのですが、そのフェイルセイフの設定方法が今までのプロポのようにメニューからフェイルセイフを設定するのでなく、バインドしたときのスロットルスティックの位置がそのままフェイルセイフの位置になってしまうからでした。
 
その方がバインドしたときにスロットルスティックがハーフスロットルぐらいの位置まで上がっていたようで、グライダーが着陸している状態で送信機のスイッチを切ったものだから、受信機のフェイルセイフが効いてアンプに中速位置の信号が行ったのに、プロペラが回らずアンプに過電流が流れてしまい、アンプが燃えたようです。
プロポの取説をしっかり読めばよかったのでしょうが、初心者の方には、プロポの取説って結構わかりにくいようです。
 
電動機や電動グライダーから入門される方が最近は、多くなってきて2.4Gになってバンドの確認も気にせずプロポのスイッチを入切りしてしまうようになってきていますが、安全にラジコンを楽しむためにも皆さんも気つけてください。